香港紙『南華早報』の11月24日の報道によると、湖南省桂陽県蓮塘村では、約20人の村民全員が高齢者で、多くの人が出稼ぎ労働を何年もし、都市でチャンスを探し便利な生活を送っている。しかし、彼は自分が生まれ育った場所に戻り、この村を「汚染ゼロ」のコミュニティに改造する決心をした。39歳の譚宜永さんは2013年に非営利団体を設立し、ごみ分別と、家庭のごみを化学肥料や洗浄剤として使用できる生態酵素に利用することを提唱している。
2カ月にわたる整理作業を経て、譚さんのチームは村民にごみを5種類に分別する方法、果物や野菜のごみの生態酵素への利用、生ごみの堆肥への利用などの方法を教えた。また、彼らは村民から畑と池を借り、野菜や米、レンコンなどを栽培している。
蓮塘村プロジェクトの責任者の丁勇さんは、「この村のごみ埋め立て量は大幅に減少した。我々は全ての生ごみを利用し、回収したごみを売り、「埋め立てるごみは)わずかとなっている。60代前半の村民の李帼鳳さんは、「私たちの村はかなりきれいになった」と話した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年11月26日