2025-05-09
中儲糧の長沙直属庫でこのほど、中国で最初となる5軒の9000トン級エアフィルム穀物倉庫にエアーが注入された。これにより、中国の第4世代新型穀物倉庫は実践応用段階に入った。
エアフィルム穀物倉庫は保温断熱層・防水層・構造層一体型で、気密性は国家高標準穀物倉庫要求の6倍以上に達し、エアコン温度制御や窒素ガス調整などの技術と組み合わせることで、大幅な省エネを実現できる。エアフィルム穀物倉庫の設置コストは従来の穀物倉庫と変わらないが、ライフサイクルコストは30%以上削減できる見通し。
エアフィルム穀物倉庫は高さ33メートル、直径24メートルで、穀物保存量は先代のものより20%多い9000トンに達する。これらのエアフィルム穀物倉庫は今年末に全て完成し、2026年初めに運用を開始する予定。
新華社記者陳思汗撮影
新華社記者陳思汗撮影
「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年5月7日