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2016.09.02 金曜日

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中国湖南省の農機メーカー、アフリカ進出加速 地元主導で見本市出展

2025-06-25


14日、双峰県の農機メーカーを視察するルワンダ・ムハンガ市のジャクリーン市長。(長沙=新華社配信)


  【新華社長沙6月23日】「小型農機の里」として知られる中国湖南省双峰県の農機メーカーが、農業の近代化が進むアフリカへの進出を強めている。12~15日に長沙市で開かれた第4回中国・アフリカ経済貿易博覧会には、地元農機メーカー11社が参加し、アフリカ各国の関係者の注目を集めた。

  県内の農機メーカー、湖南省金峰機械科技も同博覧会でナイジェリア企業のトップスポットグローバルと出会い、農機販売の戦略協力協定を結んだ。トップスポットの担当者は博覧会後すぐに双峰県に赴き、同社の農機が生産される工程を実地で見学。両社は製品の品質や納期、港湾輸送、ナイジェリア市場での販売について意見交換し、合意に達した。



14日、湖南省農友機械集団のブースを訪れた、エチオピアとコンゴ民主共和国の顧客。(長沙=新華社配信)


  アフリカでは人口増加と食料需要の拡大に伴い、農業の近代化が各国共通の課題となり、農機製品の需要が高まっている。長年にわたり砂嵐や多雨、干ばつなどに悩まされてきたアフリカ市場では、中国の農機が現地の課題に対応できると評価されている。

  双峰県は丘陵や山間部に適した小型農機の研究開発と製造で知られている。県農機事務センターの劉亜曲(りゅう・あきょく)主任によると、県内の農機メーカー10社以上が既に南アフリカやタンザニア、ナイジェリアなどのアフリカ諸国と貿易を行っており、電動機やペレット製造機、粉砕機、草刈り機などの輸出に取り組んでいる。

  同県は今回の博覧会に11社を率いて参加。現地の環境に適応した製品のコストパフォーマンスの高さが評価され、ナイジェリアやケニア、コンゴ民主共和国、ジンバブエ、ベナン、ガーナなど十数カ国の50社以上のバイヤーが商談に訪れた。うち3社はアフリカのバイヤーと製品販売や技術協力、現地生産などでの連携に向けた意向を固めている。

  記事出処:新華社

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