2024-09-30
長沙市望城区の長沙銅官窯国風楽園。(9月11日、ドローンから、長沙=新華社記者/陳沢国)
【新華社長沙9月27日】中国湖南省長沙市望城区の銅官窯古鎮は「千年の陶器の都」と呼ばれ、釉薬を施す前に絵付けをする「釉下彩(ゆうかさい)」陶磁器を世界に先立ち生み出した地とされる。1998年にインドネシア海域で引き揚げられた唐代の沈没船「黒石号」に積まれていた器物約6万7千点のうち、5万6千点は長沙銅官窯の磁器で、海のシルクロードの交易品にもなっていた。
望城区の銅官片区(エリア)はここ数年、長沙銅官窯国家考古遺跡公園や銅官窯国風楽園、銅官老街、銅官窯現代農業公園などの農業・文化・観光ブランドを構築。没入型体験を通じて観光客に歴史文化、無形文化遺産の独特の魅力を伝えている。
長沙市望城区の銅官老街で、陶磁器作りを体験する人たち。(9月11日撮影、長沙=新華社記者/陳沢国)
長沙市望城区の長沙銅官窯国風楽園で、観光客に作品を見せる中国無形文化遺産「長沙シュロ(棕櫚)編み」の伝承者、周佳霖(しゅう・かりん)さん(右)。(9月11日撮影、長沙=新華社記者/陳沢国)
長沙市望城区の長沙銅官窯博物館。(9月11日、ドローンから、長沙=新華社記者/陳沢国)
新華社 2024-09-27