簡牘は紙が発明される以前の中国における書籍の最も主要な形態であり、後世の書籍制度に深い影響を与えた。今日に至るまで、図書に関する用語、書式、執筆方法は、依然として簡牘の時代に形成された伝統が数多く受け継がれている。長沙簡牘博物館は、中国国内初の「簡牘」をテーマとする現代的な専門博物館であり、簡牘の収蔵・保存・研究・展示・社会教育を一体化した、機能性の高い現代的専門博物館である。
同館の敷地面積は2万平方メートル及ぶ。主要収蔵品には、1996年に出土し、「20世紀中国百大考古発見」に選ばれた10万枚以上の三国時代・孫呉紀年簡牘、1997年出土の後漢初期簡牘数百枚、2003年出土の前漢初期簡牘2000余枚が含まれる。さらに、1993年に出土した前漢時代の長沙王后「漁陽」墓に関する3500点以上の木簡札、封泥検札、漆木器などの文物も所蔵している。このほか、収集・寄贈による長沙の歴史文物や現代の書画芸術品も一部収蔵されている。現在は「文明の道―長沙簡牘博物館基本陳列」、「湘水流れる―湖南地域出土簡牘展」をはじめ、複数の特別展が無料で一般公開されている。
住所:長沙市天心区白沙路92号
電話:0731-85425676、85425680
主な見どころ:五弦漆木筑、湘水流れる―湖南地域出土簡牘展、文明の道―長沙簡牘博物館基本陳列
情報出処:湖南省政府中国語ポータルサイト