農業
湖南省は、農業を主とし、古代から「九州の倉庫」、「食の里」と言われている。面積は21.18万平方キロメートルで、そのうち、耕地面積が5,682万ムー、丘陵と山地の面積が2.56億ムー、河川と湖の水面面積が2,043万ムーである。熱資源が豊富で、十分な日照があり、霜が降らない期間が長い。また特殊な動植物の種類が多く、森林資源に恵まれているため、開発利用の潜在力が大きい。農業に利用できる土地の総量は全国で11位である。植物資源が全国の七分の一を占めており、一人当たりの水資源の占有量は全国平均値の1.5倍である。気候、生物、土壌及び水等の自然資源から見ても、農村の労働力等の社会・経済資源から見ても、湖南省は、名実共に農業の発達した大きな省の一つと言える。
農業生産が全体的に穏やかだ。2023年には、農業、林業、畜産業、水産業の総生産額は8199億4千万元で、前年比3.7%増加した。年間の食糧作物栽培面積は4763千500ヘクタールで、豚、牛、羊、家禽の肉類総生産量は579万7000トンだった。
通年、高い基準農地建設面積が345万ムーに達した。各種の水利建設プロジェクトが2362件着工し、資金635億1千万元が投入された。
(2024年4月8日更新)
記事出処:湖南統計情報網(湖南省統計局ホームページ)