懐化市概況
懐化市は別称を「鶴城」といい、古くは「鶴州」「五溪」と称された。湖南省管轄の地級市であり、湖南省西南部、武陵山脈と雪峰山脈の間に位置する。中亜熱帯の川鄂湘黔気候区と江南気候区の過渡地域に属している。2024年末時点で、懐化市は13の県市区(1管理区を含む)、1つの国家級ハイテク産業開発区、1つの国際陸港経済開発区を管轄し、総面積は2.76万平方キロメートルである。
懐化は古来より「黔滇の門戸」「全楚の咽喉」と称されてきた。中央紅軍による「通道転兵」の発生地であり、抗日戦争勝利後の降伏受諾を見届けた歴史の地でもある。また、世界の雑交種稲(ハイブリッド米)発祥の地としても名高い。
懐化は全国的な総合交通ハブ都市であり、西部陸海新通道、インド洋方面国際陸海大通道、「一帯一路」の重要拠点都市でもある。商貿サービス型国家物流ハブ、国家複合型流通支点都市として相次いで認定されている。懐化国際陸港を基盤として、中老(中国とラオス)・中越(中国とベトナム)・中緬(中国とミャンマー)など4本の国際物流大通道を開通させ、主要出海口4か所を整備した。国際陸港から運行された国際貨物列車は1009本に達し、省の目標を2年前倒しで達成したほか、中老(中国とラオス)班列の運行本数は中部地域第1位となっている。
懐化市は歴史悠久で文化的蓄積も厚い。域内の高廟文化遺跡は中華文明史を7800年前まで遡らせ、中国南方農耕文明の重要発祥地の一つとされる。偉大な愛国詩人屈原は懐化市域の沅水流域へ流謫され、この地で『渉江』『離騒』などの不朽の名作を創作した。また、王昌齢 はここで「青山一道同雲雨、明月何曾是両郷」(「青山一道雲雨を同じくし、明月何ぞ曽て両郷ならん」)などの名句を残している。
全域が革命老区であり、向警予、粟裕、滕代遠の故郷でもある。伝統村落数は湖南省第1位を誇り、中華書山、通道転兵会址、芷江受降坊、安江農校雑交水稲記念園、洪江古商城、芋頭古侗寨などは国内外で高い知名度を有する。
懐化は、「景」を懐かしみ、「郷」を懐かしみ、「味」を懐かしむ土地である。
情報出処:懐化市政府中国語ポータルサイト