2025-06-15
世界広告大手WPP傘下のWPP Mediaの分析によると、中国は現在、世界広告市場の20%のシェアを獲得しているという。WPP Mediaが発表した最新の予測では、世界トップ25の広告媒体のうち中国企業が9社を占め、TikTok親会社のバイトダンス、アリババ、Temu親会社のピンドゥオドゥオ、テンセント、バイドゥ、JD.com、快手、美団、シャオミが名を連ねている。2025年には、世界トップ5の広告媒体の全てがテック企業となり、うち2社が中国企業となる見込み。それに対して、2011年のトップ5は米国メディア企業が中心だった。
この躍進は、技術・経済における中国の影響力拡大を反映すると同時に、中国のインターネットプラットフォームがAI駆動型商取引とモバイルファーストのユーザー体験を通じ、広告革新を主導していることを示している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年6月12日