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2016.09.02 金曜日

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無形文化遺産「閙灯会」の継承に尽力 中国安徽省黟県

2025-01-06

黄山市黟県宏村で生徒に花灯制作を指導する何継星さん(右)。(2024年12月9日撮影、黄山=新華社記者/傅天)


 「閙灯会」は、中国安徽省黄山市黟(い)県の重要な伝統的民俗行事。世界文化遺産に登録されている同県宏村には2020年、伝統の花灯(飾りちょうちん)の研修拠点が設立され、制作、パフォーマンス技術の収集、整理、伝授が段階的に行われ、千年余りにわたって伝わる伝統的民俗技術の継承を続けている。

 1980年代後半生まれの何継星(か・けいせい)さんは、無形文化遺産「閙灯会」の市級代表的伝承者で、花灯制作技術を学び始めて10年余りになる。先人の紙細工技術の伝承を基礎に、中国の他の地域の花灯制作技術を融合させ、材料の改良も行い、伝統的な花灯工芸の特徴を保ちつつ、従来の壊れやすく、劣化しやすい花灯の欠点を改善した。

 昼は花灯を制作し、夜はパフォーマンスを行う。無形文化遺産を生きた形で継承するため、何さんとチームは、花灯を祭り、研修、結婚式などで披露している。ここ数年で数百回の活動を行い、1万人以上が参加した。


 黄山市黟県宏村を巡る花灯パフォーマンス隊。(2024年9月15日、ドローンから、黄山=新華社配信/施亜磊)



黄山市黟県宏村で花灯を制作する何継星さん。(2024年12月9日撮影、黄山=新華社記者/傅天)


  新華網日本語版 2025年1月4日


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