2024-12-06
中国国家鉄路集団有限公司によると、今年1‐11月期、中国全土の鉄道利用者は延べ40億800万人に達した。年間利用者数が延べ40億人の大台を突破するのは初めてのことで、過去最多記録を更新中だ。中国の鉄道の利用者数や、輸送人キロといった主要な旅客輸送指標は世界最多をキープしている。中央テレビニュースが報じた。
中国の鉄道ネットワークの強みが引き出され、旅客輸送能力が高まり続けている。今年に入り、安徽省の黄山と池州を結ぶ池黄高速鉄道や、甘粛省の蘭州と張掖を結ぶ蘭張高速鉄道の中川空港-武威東区間といった新たな路線が開通しているのを背景に、現代化された鉄道網がより密になり、中国の鉄道の総延長距離は16万キロを超え、うち、高速鉄道は4万6000キロ以上となっている。
中国の運用中の鉄道駅は3300駅以上で、うち1300駅以上が高速鉄道駅となっている。鉄道網はすでに中国の人口が20万人口以上の都市99%をカバーし、高速鉄道網は人口が50万人以上の都市の97%をカバーしている。
鉄道網、特に高速鉄道網の規模と質は、飛躍的に拡大し、高まり、鉄道の旅客輸送能力が増強されている。1‐11月期、中国全土の鉄道の利用者数は延べ40億8000万人と、過去最多記録を塗り替えた。輸送人キロは1兆4927億100万人キロで、社会全体の輸送人キロの5割近くを占めている。鉄道の旅客輸送の柱としての役割がより際立つようになっている。
「人民網日本語版」2024年12月5日