2024-12-06
今年11月には、中国の物流景況指数が前月比0.2ポイント上昇の52.8%となり、東部地域、中部地域、西部地域で総業務量指数が軒並み回復上昇した。中国物流・調達連合会が4日、明らかにした。
新規受注指数は景気拡大局面にあった。11月の同指数は前月から横ばいの52.7%だった。産業別に見ると、鉄道貨物輸送業、道路貨物輸送業、水上貨物輸送業、航空貨物輸送業の同指数がいずれも小幅に回復上昇した。
企業は今後の成長に楽観的な見通しを示した。11月の業務活動期待指数は57.5%となり、数ヶ月連続で大幅な景気拡大局面にあった。
11月の総業務量指数、平均在庫回転率指数、設備利用率指数、物流サービス価格指数、従業員指数はいずれも小幅に回復上昇し、固定資産投資完成額指数と業務活動への期待は引き続き大幅な景気拡大局面にあった。同連合会の何輝チーフエコノミストは、「産業の物流が全体として好転し、総業務量指数の大半は景気拡大局面にあった。鉄道、水路、郵便の宅配便の総業務量が回復上昇を続けた。今後、物流業は引き続き安定した運営状態を保つだろう」と述べた。
「人民網日本語版」2024年12月5日