労働許可

  外商投資企業が外国人を雇用する場合、法律に従って外国人が訪中する労働許可などの関連手続きを行わなければならないものとします。2017 年から、「ハイエンドへの奨励、一般への管理、ローエンドへの制限」という原則に基づき、中国では外国人の訪中労働許可制度を統一実施しています。中国で就業する外国人は『中華人民共和国外国人労働許可通知』及び『外国人労働許可証』を持って関連ビザと中国居留手続きを行います。外国ハイエンド人材は「告知＋承諾（審査部門は法律規定が定めた証明義務及び条件を書面で一括で当事者に告知するものとし、当事者は書面でこれらの条件に適合し、不実な場合は法律的責任を負わなければならないことを承諾する）」、容缺受理（提出書類に不備がある場合、期限内提出を保証する書面承諾を得て、先行して受理し、手続を進めること）を可能とし、緑色通道（審査、許可に関する特別優遇ルート）の開通など多数の便宜を図る政策を享受できます。

  科学技術部、人的資源社会保障部、国家移民管理局において中国で就業する外国人の労働政策の制定と組織の実施を担当します。許可の受理·審査·承認は地方の外国人労働管理部門が統一された外国人訪中労働管理サービスシステム（https://fuwu.most.gov.cn/lhgzweb/）を通じて現地で処理します。

  関連する分類基準および手続きの流れについては、『外国人訪中就労許可サービスガイドライン（暫定施行）の印刷発行に関する国家外国専門家局の通知』（外専発［2017］36 号）をご確認ください。

  出処：中国外商投資ガイド（2022 版）（2023年4月11日更新）