2026-10-22

集合写真に収まる中国工農紅軍第六軍団の将校たち。(新化=新華社配信)
【新華社長沙10月21日】中国湖南省婁底市新化県では今も、「長征」の途上にあった中国工農紅軍将校たちの集合写真を撮影した写真館が営業を続けている。
1935年11月、中国工農紅軍第六軍団が新化県の県城を攻略した際、蕭克(しょう・こく)軍団長と王震(おう・しん)政治委員は、貴重な休息の合間を縫って、団級以上の指揮官22人と警備兵1人を召集し、司令部前の広場で集合写真を撮った。

集合写真を撮影した胡永康さん。(新化=新華社配信)
撮影したのは県城の写真館「水月楼」の店主、胡永康(こ・えいこう)さんだった。撮影後、紅軍は現像された写真を持って行ったが、重く割れやすいガラス乾板は長距離行軍で持ち運ぶには不向きだったため、胡永康さんに保管を頼んだ。
白色テロの恐怖が覆う中で、胡さんは危険を冒して家の中にネガを隠し続けた。新中国成立後、胡さんは地元政府にネガを送り、鑑定と現像をしてもらった。この戦火の記憶を切り取った写真は、最終的に中国人民革命軍事博物館に収蔵された。
現在、水月楼写真館は胡永康さんの孫の胡文勝(こ・ぶんしょう)さんに引き継がれている。この古い写真は水月楼の原点であり、胡家の家宝でもあると胡文勝さんは話す。時代がどう変わろうとも、この店が守られ続ける限り、紅軍の物語は代々語り継がれていく。

水月楼写真館で古いカメラを設置する胡文勝さん。(10月10日撮影、新化=新華社配信)

湖南省新化県の水月楼写真館のある通り。(10月11日撮影、新化=新華社配信)

水月楼写真館でパソコンを使って写真の画像処理をする胡文勝さん(右)と弟の胡文傑(こ・ぶんけつ)さん。(10月10日撮影、新化=新華社配信)

水月楼写真館でパソコンを使って写真の画像処理をする胡文勝さん(奥)と弟の胡文傑(こ・ぶんけつ)さん。(10月10日撮影、新化=新華社配信)

水月楼写真館でお客の写真を撮影する胡文勝さん(左から2人目)と弟の胡文傑(こ・ぶんけつ)さん。(10月10日撮影、新化=新華社配信)

水月楼写真館でパソコンを使って写真の画像処理をする、胡文勝さんの弟の胡文傑(こ・ぶんけつ)さん。(10月10日撮影、新化=新華社配信)

水月楼写真館の外で写真を撮る胡文勝さん。(10月10日撮影、新化=新華社配信)

水月楼写真館で古いカメラを見せる胡文勝さん。(10月10日撮影、新化=新華社配信)

笑顔を見せる胡文勝さん。(10月10日撮影、新化=新華社配信)
記事出処:新華社