2026-09-17
稲の種が架け橋となり湖南とアフリカを結ぶ 互恵・ウィンウィンで新たな一章を
9月15日午後、毛偉明省長は長沙市で、第5回北斗大規模応用国際サミットに出席するために湖南省を訪問したマダガスカルのマミティアナ・ラジャオナリソン首相一行と会見した。
ラジャオナリソン首相夫人のアンドリアマナミハジャ氏、湖南省指導者の王道席氏、陳競氏、肖百霊氏、省政府秘書長の王衛安氏が会見に同席した。
毛偉明氏、ラジャオナリソン首相と会見。
マダガスカルはアフリカ大陸の東方、インド洋西部に位置するアフリカ最大の島国である。国土面積は59万2,000平方キロメートル、人口は約3,030万人、経済は農業が中心であり、鉱物資源も豊富である。
毛偉明氏は一行の来訪を歓迎し、湖南省の概況について説明した。毛省長は、2007年以降、湖南省はマダガスカルにハイブリッド米のモデル栽培基地を設置し、「一粒の稲の種」を現地で大規模栽培へと発展させてきた。その結果、マダガスカルはアフリカでハイブリッド米の栽培面積が最大の国となったと語った。また、湖南企業の後押しにより、マダガスカル産羊肉製品の中国向けの輸出が実現し、中国がアフリカから羊肉製品を輸入した初の事例となったことや、湖南で学ぶマダガスカル人留学生も増え、双方の文化・観光、教育分野の交流も日増しに活発化していることに触れた。
また、同氏は、湖南省は中国においてアフリカとの経済貿易協力が最も活発な省の一つであり、両国首脳が達した重要な共通認識を着実に実行し、中国・アフリカ経済貿易博覧会や中国・アフリカ経済貿易深化協力先行区などのプラットフォームの優位性を十分に生かして、マダガスカルとの経済貿易往来を深め、協力モデルを革新し、交流・相互学習を強化することで、手を携えて互恵・ウィンウィンの協力の新たな一章を刻んでいきたいと意欲を示した。

会見現場。
ラジャオナリソン首相は、湖南省はマダガスカルの古くからの友人であり、湖南省からもたらされたハイブリッド米によってマダガスカルの人々は飢餓から脱することができたと述べた。十八洞村が模索した的確な貧困脱却の経験は大いに参考になると評価した。その上で、今回の訪問を契機に、インフラ整備、農産物加工、北斗応用などの分野における双方の実務協力をさらに深め、友好を絶えず増進し、ウィンウィンの発展を実現したいとの希望を示した。
湖南滞在中、ラジャオナリソン首相一行は第5回北斗大規模応用国際サミットに出席し、湖南省の企業家と座談会を行ったほか、長沙市、株洲市、湘西トゥチャ族ミャオ族自治州などを訪問した。湘西州の十八洞村では、的確な貧困脱却をテーマとした展示館を見学し、住民の家を訪ねて的確な貧困脱却による発展の成果を現地で実感した。長沙市の芙蓉天街聯華スーパー、湖南省農業科学院、三一グループ、湖南賽徳雷特衛星科技有限公司、湖南省気象局では、両地域の貿易、産業、気象警報などの分野における協力・発展の見通しについて詳しく話を聞いた。また、湖南大学では公開講演を行い、湖南大学アフリカ研究院マダガスカル研究センターの除幕式に立ち会ったほか、湖南で学ぶマダガスカル人留学生と座談・交流した。
訳者:王冰菁
記事出処:湖南省人民政府ポータルサイト