2026-06-25
近日、24歳の日本人観光客・内田大翔さんが湖南省岳陽市を訪れ、岳陽楼景区で約3分間かけて中国古典の名篇『岳陽楼記』を全文暗唱し、入場無料の資格を獲得した。内田さんは今年2月にも江西省南昌市の滕王閣景区を訪れ、『滕王閣序』を約5分間かけて全文暗唱して無料入場の資格を得ていた。

6月20日、内田さんは記者の取材に対し、『滕王閣序』を暗唱した際には約1か月かけて断続的に準備していたが、今回は『岳陽楼記』の暗唱に約1週間を費やしたと語った。「前回は100点満点でしたが、今回は98点でした。」
さらに内田さんは、「次の目標は『蜀道難』を暗唱することです。ただし、現時点では具体的な計画や時期は決めておりません。まずは自分の暗唱の進み具合を見ながら考えたいと思っています。」と述べた。現在、内田さんは江蘇省無錫市に滞在している。現地の風景を楽しむとともに、自身が運営するSNS向けのコンテンツ撮影も行っているという。今後も『蜀道難』への挑戦を続ける意向を示した。

一方、岳陽楼景勝地の関係者は20日、記者の取材に対し、6月16日に確かに日本人観光客が『岳陽楼記』の全文暗唱に成功し、無料入場資格を取得したことを認めた。「98点という結果でしたが、必ずしも暗唱内容に誤りがあったとは限りません。標準中国語の発音や話す速度などが評価に影響した可能性もあります。外国人の方が全文を暗唱するケースは非常に少なく、1年に数人しかいない程度です。」
内田さんによると、出身地は日本の愛知県名古屋市。高校時代に偶然中国文化に触れたことがきっかけで、中国への留学を志すようになったという。「中国のラップ音楽が好きで、特に王以太などのアーティストが好きです」。高校卒業後、日本で中国語教室に通い、1年間中国語を学び、2021年に南京市のある大学への進学を果たした。
訳者:王冰菁 校閲者:瞿莎蔚
記事出処:光明ネット