2026-06-20
端午節(端午の節句、今年は6月19日)が近づき、粽(ちまき)の葉の香りが漂う。桑植県康華粽葉有限公司の生産工場では、100人余りの従業員が分業・協力して、粽の葉の選別、洗浄、包装などの工程を秩序よく進めており、生産ラインはフル稼働で国内外からの注文に対応している。企業責任者によると、5月末時点で同社の粽の葉の販売額は前年同期比10%増となり、市場全体では供給が需要に追いつかない状況が続いているという。
「中国粽の葉の郷」として知られる桑植県では、粽の葉が生産・販売の最盛期を迎えている。海外市場からの需要も引き続き旺盛で、輸出実績は大幅な伸びを示している。張家界税関の最新統計によれば、今年1〜5月の桑植県産粽の葉の輸出額は195万8000元に達し、前年同期比211%増となった。
豊かな自然資源を背景に、桑植県の粽の葉産業はすでに成熟した完全な全産業チェーン体系を形成している。現在、県内の粽の葉の栽培面積は約30万ムーに達し、そのうち人工栽培面積は約3万ムーで、2025年の粽の葉の生産量は2万トン、生産額は3億4500万元を突破した。地元では4社の規模のある粽の葉企業と58の専門合作社(農民協同組合)が育成されており、開発、買付、加工、販売、輸出を一体化した完備された産業体系が構築されている。
こうした好調な輸出拡大の背景には、税関部門による的確な支援がある。生鮮粽の葉は保存期間が短く、通関の迅速性が求められる特性に対して、張家界税関は「税関長による企業訪問で政策説明」を実施し、企業が直面する通関上の課題を直接把握して問題解決を支援している。また、24時間対応の予約検査制度を導入し、検疫・検査および証明書発行を迅速に行う。同時に、対外貿易企業や物流企業と連携して複数のコールドチェーン輸出ルートを整備し、生産地から口岸(通関地)までの輸送時間を30%短縮した。
訳者:王冰菁 校閲者:瞿莎蔚
記事出処:湖南省政府中国語ポータルサイト