2026-03-29

17日、湖南省長沙市の湘江新区雷鋒小学校で、ロボットの授業を受ける児童。(長沙=新華社記者/薛宇舸)
【新華社長沙3月23日】中国湖南省長沙市にある湘江新区雷鋒小学校では現在、算数のスマート授業で教師が人工知能(AI)を使って設計した教育用ゲームを用い、児童がステージクリア形式で複雑な算数のしくみを楽しく身に付けられるよう支援している。また、体育のスマート授業では、AIシステムが児童の縄跳びの回数を記録し、運動リポートとランキングをリアルタイムで生成している。さらに、ロボットクラブの活動では、児童が教師の指導の下、プログラミングソフトを使ってロボットにダンスや障害物回避などの一連の精密な動作をさせている。
同校は中国教育部の第1期小中学校・高校AI教育拠点の一つで、あらゆる教科、場面でスマート教育を実践し、基礎教育の質の高い発展に向けた新たな原動力としてAIを活用している。

湖南省長沙市の湘江新区雷鋒小学校のスマート教室を訪れ、AI機器を使って漢字の書き取り練習をする児童を見学する、日本の教育関係者代表団。(2025年9月25日撮影、長沙=新華社配信)
現在、同校には81のスマート教室・施設が整備され、20種類以上のAI教育シーンが設けられている。国語や算数などの基礎教科から、体育や美術などの実技教科、さらには思想政治教育やメンタルヘルス教育などのユニークな分野まで、AIが全場面をカバーしている。授業では、AI技術が授業準備や実際の授業、個別指導などの過程に取り入れられ、教師の負担を軽減するだけでなく、教育戦略の最適化や専門的な指導力の向上にも役立っている。
このほか、構内のスマート防犯システムも昨年4月に正式に運用を開始。AI技術を活用した統合防犯システムは、階段での混雑や構内でのよじ登り・転倒、校内いじめなど20以上のリスク場面をカバーし、児童の転倒事前警報やトイレでの音声による救助要請、校門の出入り記録、防犯巡回報告など全過程のスマート管理を実現している。

17日、湖南省長沙市の湘江新区雷鋒小学校で、3Dプリンターの授業を受ける児童。(長沙=新華社記者/薛宇舸)
こうしたスマート教育の実践は国際的な教育界からも注目されている。昨年9月には、日中友好会館が組織した日本の教育関係者代表団が同校を視察に訪れた。視察後、代表団のメンバーは、中国のスマート教育は先進的であると同時に人間味にあふれており、教師の総合的な能力や教育評価体系が印象的で、日本の教育の発展にとって貴重な参考になると感慨深げに語った。(記者/張玉潔、薛宇舸)

湖南省長沙市の湘江新区雷鋒小学校のスマート教室で、ロボットの授業を見学する日本の教育関係者代表団。(2025年9月25日撮影、長沙=新華社配信)

17日、湖南省長沙市の湘江新区雷鋒小学校で、スマート電子リーディング端末を使って読書の授業を受ける児童。(長沙=新華社記者/薛宇舸)

17日、湖南省長沙市の湘江新区雷鋒小学校で、英語の授業中に児童によるスピーキング解答の録音を再生する教師。(長沙=新華社記者/薛宇舸)
記事出処:新華社