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2016.09.02 金曜日

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建築と無形文化遺産、伝統息づく古村落 中国・湖南省郴州市

2025-12-29


郴州市永興県板梁古村のそばを通過する高速鉄道の列車。(11月25日、ドローンから、長沙=新華社記者/趙仲志)


  【新華社郴州12月23日】中国湖南省南部の郴州(ちんしゅう)地区は、古くから南北の交通と文化交流の要所であり、今も多くの古村落が残る。中でも中国伝統村落リストに相次いで登録された94の村落には、状態の良い古建築群が保存されている。

  郴州市汝城(じょじょう)県には精美な古祠堂(しどう)が多くあり、全国重点文物保護単位(国宝・重要文化財)にも指定されている。汝城県からさほど離れていない永興県の板梁古村は、古建築群の保存状態の良さと、特徴的な建物の装飾から「湘南第一村」(湖南省南部で随一の村)と呼ばれている。



郴州市永興県板梁古村の建物。(11月26日、ドローンから、長沙=新華社記者/趙仲志)


  郴州市は2017年に「古民居保護弁法」を制定し、衰退していた古村落文化を再興。竜舞の一種「香火竜」や木彫、陶磁器の表面に彫刻を施す「彩色堆塑(たいそ)」などの伝統技法を無形文化遺産に登録した。ここ数年は、建築や人と文化、自然景観などを生かしてレストランや民宿、農家楽(アグリツーリズム)を営む住民も見られるようになり、観光業を通じて豊かになっている。
  
  記事出処:新華社

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