
湘黄鶏は湖南省産の黄鶏で、「三黄鶏」とも呼ばれる。その名の通り、羽毛・くちばし・脚の3か所が黄色いことが特徴だ。体格は中程度で均整が取れており、肉質が柔らかく旨みが強く、また栄養価が高く、優れた薬用価値を持つことで広く知られている。
湘黄鶏は高い薬用価値があり、虚弱体質を補い、脾胃を健やかにし、筋骨を強くし、月経を整え、おりもの(帯下)を止める効能があるとされ、婦人科の要薬とされている。長期の病気で体が弱っている人や産後の女性が湘黄鶏を煮込んで食べると、滋養強壮や体力回復、身体の機能回復の促進に特に効果があるとされる。
湘黄鶏は小柄ながら引き締まった体つきをしており、胸幅が広く、背中から腰にかけて平らでまっすぐで、胴体はやや短く楕円形をしている。頭部は中くらいの大きさで、くちばしは黄色(まれに青色)。単冠は直立し、切り込み(冠歯)は5~7個のものが一般的だ。冠・肉髯・耳朶・顔はいずれも鮮やかな赤色を呈する。目は大きく生き生きとしており、虹彩は橙黄色だ。雄鶏の羽毛は黄金色または淡黄色で鮮やかで、首回りには金色の羽毛が生え、腹部の羽毛は背部よりやや淡く、主翼羽と主尾羽は黒色だ。雌鶏は全身が淡黄色の羽毛で覆われており、黄色のものもある。皮膚は黄色だ。脛は短く無毛で、黄色を呈し、まれに青色のものもある。
情報出処:湖南省政府中国語ポータルサイト