2026-06-22
647万トン、784万トン、177万トン――この3つの数字が産業の基盤を物語る。このほど開催された2026中国綿業発展サミットフォーラムで、中国綿花協会が初めて第14次五カ年計画期間(2021~25年)における中国綿花産業の市場規模に関するデータを発表した。それによると、平均生産量は647万トンで世界の25%を占め、平均消費量は784万トンで31%を占め、輸入量は177万トンで19%を占めた。

綿花は中国経済の重要な基幹産業だ。綿花の生産・加工は全国の綿花農家の生活と綿花産業で働く人々の雇用に直結し、綿花畑からコットン衣類製造に至る兆元(1元は約23.9円)規模の綿花産業チェーンを支えている。
ここ数年、グローバル経済の局面が大きく変化し、市場が綿花に求める水準が高まり続ける中、中国綿花産業はモデル転換と高度化の重要な時期にさしかかっている。産業の集積効果が現れ、科学技術イノベーションが加速度的に浸透し、グリーン・低炭素化が深く推進され、産業の質の高い発展に新たな原動力が注ぎ込まれた。
2025年の中国綿花生産量は741万トンに達し、この10年近くで最多となった。そのうち新疆維吾爾(ウイグル)自治区産の綿花が96%を占め、機械による綿花収穫の割合が90%を超え、総合的機械化率は97%を突破した。こうした数字が意味するのは、中国産綿花の最も重要な生産能力がすでに「労働集約型」から「技術集約型」へと歴史的飛躍を遂げたということだ。綿花の質も向上し続け、毛足(繊維長)28ミリメートル以上のものが99%を占め、3級以上の白綿が80%を占めるなど、複数の重要指標がここ数年間、いずれも高い水準を示している。
同フォーラムでは、「中国産綿花の持続可能な発展プロジェクト(CCSD)」の綿製品原産地評価作業が正式にスタート。綿製品に専用の産地表示マークを付けて、生産サイドから消費サイドに至る綿花の持続可能な発展を後押ししていく。この一歩の意義は、グリーンな方法で綿花を栽培する農家が市場の評価と合理的なリターンを得られるようになり、ブランドを擁する企業が「グリーンの価値」を目に見える競争力に転換できるようになるという点にある。
記事出処:人民網