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2016.09.02 金曜日

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中国、「長寿イネ」を育成 一度の作付けで何年も収穫可能

2026-03-24

  イネも雑草のように、一度刈り取っても再び成長することができるのだろうか。中国科学院分子植物科学卓越イノベーションセンターの研究チームはこのほど、長寿性を持つ「多年生イネ」の育成に成功した。一度植えるだけで数年にわたり連続収穫が可能で、まるで雑草のように「春風吹いてまた生ず」という特性を備えている。中央テレビニュースが伝えた。

  雑草が刈っても再び生える理由は、多年生という長寿の特性を持っているからだ。冬になると地上部の葉は枯れるが、地下の根茎は生き続けており、まるで「冬眠」しているかのように、翌年には「完全復活」を遂げる。実はイネも本来は長寿であり、その祖先である野生イネは多年生、そして匍匐性を持つ植物で、地面に接した部分から発根する性質を持っていた。

  では、なぜ現在の栽培イネはこうした優れた特性を失ってしまったのか。研究によると、高収量と株のコンパクト化を追求する過程で、無意識のうちに野生イネが持つ多年生遺伝子を「捨ててしまった」可能性があるという。


中国の科学者が育成した多年生「長寿イネ」


  今回の研究では、研究チームが野外に失われていた「長寿遺伝子」を再び見いだした。

  チームは446点の野生イネ資源を全面的に調査し、多年生の東郷野生イネW1943と一年生の栽培イネ「インディカ種・広陸矮4号」を交配して染色体置換系統を構築し、順遺伝学的研究を行った。その結果、精密なマップベースクローニング技術により当該遺伝子の同定・クローニングに成功し、「EBT1」と命名した。

  今回発見された遺伝子は、野生イネにおいて発育過程を逆転させる働きを持ち、開花・結実後に再び葉や枝を伸ばす幼若状態に戻すことができるのだ。

  さらに画期的なのは、研究チームがこの長寿遺伝子と匍匐生長遺伝子を組み合わせることで、田植え後に少なくとも2年間は生存可能な「野生イネ類似種」の育成に成功したことだ。農家は一度植えるだけで継続的に収穫できるようになり、従来の農業方式に変革をもたらすとともに、食料安全保障の確保や持続可能な農業の推進に向けた重要な一歩を踏み出した。

  「人民網日本語版」2026年3月23日

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