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2016.09.02 金曜日

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中国アニメーション映画が日本市場へ進出

2025-11-03

  中国のアニメーション映画が独特な東洋の物語や非常に高い制作レベルを武器に、日本市場へと進出し始めている。「哪吒之魔童閙海(ナーザの魔童大暴れ)」や「羅小黒戦記2 ぼくらが望む未来」といった奥深い文化と現代的なビジョンの魅力が詰まった中国のアニメーション作品が日本で相次いで公開されている。世界的影響力が高まるにつれて、中国アニメは、単なる映画作品の輸出から、オリジナルIPのトータル産業チェーン発展に向けて邁進し始めている。中央テレビニュースが伝えた。

  第38回東京国際映画祭の提携イベント「2025 東京・中国映画週間」では、アニメーション映画の割合が目に見えて高まった。日本のメディア関係者である武居新氏は、「『ナーザの魔童大暴れ』のような中国のアニメーション映画が人気を集めたことを知っているし、人工知能(AI)技術やコンピュータグラフィックス技術といった新しいテクノロジーを中国のアニメーション映画制作で活用していることもニュースで見た」とした。

  奥飛娯楽股份有限公司の魏琴宣伝・配給総監は、「近年、中国のアニメーション映画のコンテンツ制作能力が高まり続けているので、より多くの日本人に、より多くの中国のアニメ作品を見てもらいたいと思っている」とした。

  中国のアニメーション映画が急速に発展し、技術力と制作水準が高まり続けるにつれて、クリエイターたちは、どのようにオリジナルIPを確立するかに注目するようになっている。そして、スクリーンで上映されたアニメのキャラクターの関連グッズが次々と登場し、人々の日常生活に溶け込むようになっている。最近、東京の秋葉原で開催された「トレンディ・トイの新次元展」では、中国のアニメから派生したアートトイや、コレクティブルトイも紹介され、東京の若者の間などで人気となっており、中日文化交流の新たなトレンドとなっている。

  日本国土交通省観光庁国際観光部国際観光課アジア市場推進室の山川剛志室長は、「中国には『ナーザ』のようなアニメのほか、『LABUBU(ラブブ)』のようなアートトイもあり、それらは日本でも人気となっている。それを見て、中国に旅行に行きたいと思うようになる日本人がどんどん増えている」とする。また、ドキュメンタリー映画監督の竹内亮氏は、「ここ10年の変化と発展を見てきた。『ナーザの魔童大暴れ』を見て、技術的には、すでに日本を完全に超えていると思う。この10年で、中国のアニメの技術がこんなに速く発展するとは思ってもみなかった」と語る。その他、日中アニメ産業連合会の関口貢理事長は、「中国の文化産業は今後、必ずめざましい進歩を遂げるだろう」との見方を示した。

  「人民網日本語版」2025年10月31日

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