2025-06-10
国家エネルギー局の最近の発表によると、今年4月末時点で中国の再生可能エネルギー発電設備容量は20億kWを突破し、20.17億kWに達した。これは三峡ダム90基分の総設備容量に相当し、前年比58%増となった。このうち、風力・太陽光発電の設備容量は計15.3億kWに達し、火力発電を上回った。2024年の再生可能エネルギー新規設備容量は3.73億kWで、2年連続で3億kWを突破し、世界の新規設備容量の50%以上を占めている。
新エネ発電は不規則性、変動性、間欠性の特徴を持ち、電力系統の受入に一定の課題をもたらす。国家エネルギー局の宋宏坤副局長は、「近年のデータを見ると、中国の風力・太陽光発電は全体的に高い受入水準を維持している」と述べた。
「電力系統調整能力最適化特別行動実施方案(2025-2027年)」によると、調整能力の整備・最適化により、2025-2027年に年平均2億kW以上の新エネルギー増加分の合理的な受入・利用を支援し、全国の新エネルギー利用率を90%以上で維持する。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年6月9日