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2023-07-31
橘子洲
  3方を水に囲まれた中州である。中州全体に樹木が多く、遠くから見ると、深緑をしている巨大な艦船のように流れ水に逆らって長沙を守っている。その西側からは岳麓山、東側からは町が見える。南北の長さが5km、東西の幅が50~200mで、総面積は約70hm2である。中国国内では最も有名な中州であり、世界でも最も長いオアシスのような内陸河川である。橘子洲は、おいしい蜜柑でその名を知られているため、「橘子洲」と名づけられた。昔から、橘子洲は美しい風景と長い歴史を持つことでよく詩に詠まれてきた。宋時代に描かれた著名な「瀟湘八景」の中の「江天暮雪」の所在地である。
岳麓山
  長沙市内を流れる湘江西岸の景勝地で、総面積553.3ヘクタールであり、頂上の標高は300mである。きれいな山々の中には晋の陶侃、唐の裴休、宋の朱熹などの寓居が点在し、近代における有名な革命家である黄興や蔡鍔や陳天華や焦達峰などの墓もその中に残っている。儒教、仏教及び道教がここに共存し、その遺物がいたるところに存在している。主な観光スポットは岳麓書院、麓山寺、隋の仏舎利塔、雲麓宮、禹王碑及び愛晩亭などである。中国の四大書院のトップクラスといえる岳麓書院は湖南大学の前身で、中国の重点文物保護機関となっている。この書院は岳麓山にある「抱黄洞」の下にあり、千年以上の年月が経っても衰えることなくずっと栄えてきた。 
毛沢東故居
  毛沢東故居は上屋場とも呼ばれ、うっそうと茂った樹木や竹林、緑に囲まれた山の麓にある。北向きの生家は南側に存在し、煉瓦作りで青い瓦で覆いかぶせられている。土木構造で中国南部によく見られる典型的な農家である。敷地面積は566.39km2で、大きさの違う部屋が全部で20間ある。東側は毛沢東の生家で、部屋が14間あり、西側は隣近所の家で、部屋が5間ある。応接間は両方の共用するものである。現在、復元されたこの故居に毛沢東・毛沢東の両親、毛沢民・毛沢覃の寝室や中庭や台所など、すべての部屋が揃っている。これらの部屋には多くの文化財が陳列されている。毛沢東故居は中国初の四つのAAAAクラスの観光地となっている。 
張家界武陵源風景区
  武陵源風景区は湖南省の西北にあり、張家界市にある張家界森林公園、慈利県にある索溪峪自然保護区、それから桑植県にある天子山自然保護区からなる。総面積は500km2である。ここにある奇峰群と砂岩は珍しいものばかりで、人に似ているものや物に似ているものなど、実に真に迫っている。静かな幽谷に人工による彫刻は一切なく、見えるものといえばそそりたつ石柱と奇峰群、断崖絶壁、古い樹木と名木、たなびく雲海や、珍しい禽獣で、聞こえるものといえば、鳥や蝉の鳴き声、泉と滝の流れる音だけである。その中を歩いていくと、まるで奇妙な世界か天然的かつ芸術性のある長い山水回廊に来ているような感じがする。 
鳳凰 
  鳳凰城は湖南省の西側にあり、トゥチャ族とミャオ族からなる自治州鳳凰県の県庁である。この町は沱江という川のすぐそばにあり、両岸には、川に張り出した部分を長い柱で支える独特の建築「吊脚楼」が立ち並んでいる。ここは文学者の沈従文の故郷であり、彼は「辺城」という小説の中で鳳凰の素朴さや魅力な風景をよく描いた。 
岳陽楼 
  「洞庭天下水、岳陽天下楼」にちなんで有名になった岳陽楼は、古い城である岳陽の西門にある。その雄大な迫力と立派な構造で、江南の三大名楼(他に武漢の黄鶴楼、南昌の滕王閣がある)のトップクラスに位置づけられている。世界的にもその名を知られている岳陽楼はその珍しいスケールで国内外に名を馳せている。全体的には3層の造りでひさしの先端が舞い上がるように上を向き、純木製で、高さ25.35m、平面は長方形となっており、幅は17.2m、奥行きは15.6m、敷地面積は251m2である。中には四つの柱が高く聳え立ち、最上層は極彩色の美に輝く。遠くから見ると、まるで空へ向かって飛んでいく大鳥のようで、実に立派で美しく人々の目を楽しませている。 

南岳大廟 
  南岳という町の北街に位置し、中国の五岳廟の中では規模が最も大きく、配置が最も完全な古代建築の一つである。大廟は宮殿式造りで、北京にある故宮の様式によく似ている。敷地面積は9.8万m2で、泰山の岱廟と河南省登封の中岳社と同じように世界的によく知られている。この大廟は唐朝開元13年(725年)に造られ、その後十六回にわたって再建、拡大された。いま見えている正殿は清朝光緒八年(1882年)に再建されたものである。 
桃花源国家森林公園 
  常徳から約40km離れたところにあり、長沙から湘西にかける319国道がここを通り抜けている。総面積は157.55km2。沅水に面していて、群山を背にした絶好の景勝地で、「世外の桃源」と呼ばれてきた。晋代から、桃花源が有名な観光地となり、瀟湘八景の中の「漁村夕照」はここにある。また、中国道教の四大聖地の一つであり、「第42福地」とも呼ばれている。
東江湖
  東江湖風景観光地は資興市に位置し、国家5A級観光地、国家湿地公園だ。観光地は郴州市市街から28キロだけの距離で、車で郴州大道に沿って20分程で着く。東江湖は水が澄みきって広く、湖面の面積は160平方キロメートル、貯水量は81.2億立方メートルで、水質が国家1級の飲用水標準に達した。区内の主要な景観として、「霧漫小東江」、東江ダム、龍景峡谷、兜率灵岩、東江漂流、東江湖文化観光街などが挙げられる。