2024-11-22
農業農村部(省)によると、中国の漁業は現代化が加速しており、水産物の総生産量で35年続けて世界一となった。
統計によると、2023年の中国の水産物総生産量は7116万トンに達し、35年連続で世界一となった。この高い生産量の背景には、近年堅持している「養殖主体」方針がある。深海・遠洋養殖、工場型養殖、陸上循環水養殖、アクアポニックスなど施設型漁業が急速に発展している。
海洋においては、中国はすでに国家レベルの海洋牧場を169ヶ所建設しており、深海・遠洋養殖の水量は5660万立方メートルに達し、生産量は47万トンに上っている。内陸部においては、養殖池の標準化が不断に進み、冷水養殖、稲田養殖、塩アルカリ水養殖といった多様な養殖モデルが盛んに発展している。中国の水産物における養殖による生産量と漁業による漁獲量の比率は、「第13次五カ年計画」(2016-20年)初期には75:25だったが、現在は82:18へと変化し、養殖生産量は世界全体の約60%を占めている。
「人民網日本語版」2024年11月21日